日報めいわ

地域連携研修会を開催

第9797号  2017年09月19日
大曲中通病院

高齢者の排せつケアを学ぶ

大曲中通病院の地域連携研修会が8月24日の午後5時30分から開催され、近隣の介護事業所など24施設、46人が参加しました。

今回は、施設利用者や在宅の療養患者さんの排せつケア向上を目的に、褥瘡対策について学び、当日は花王の方を講師にお招きし「スキンケアの基本・おむつのあて方」をテーマに、高齢者の排せつケアにおける肌のトラブルや、おむつ交換のポイントについて講演していただきました。
高齢者の肌トラブルの要因として、新陳代謝の低下により、肌の表面を覆う皮脂や水分が不足し、刺激物が内部に侵入しやすくなっていることを指摘。そして、おむつ内が蒸れることで、弱酸性の肌がアルカリ性に傾き、さらに、排せつ物に含まれる自身の消化酵素や細菌によって肌の組織が壊されて褥瘡や感染につながるとし「排せつケアでは、適切な洗浄剤で陰部洗浄を行い、水分をなるべく乾かしてからおむつをあてることで、多くのトラブルを抑えることができます」と説明しました。
実技練習では、おむつ交換の際は、尿を吸収するポリマーが偏らないようにおむつを丁寧に広げることや、漏れや擦れを防ぐおむつのあて方のほか、拘縮のある方のケア時のポイントなども学びました。
高齢者の排せつケアは、介護業務で日常的にかかわる内容であり、終了後のアンケートでも「利用者の方に喜ばれるおむつ交換を学ぶことができてうれしい」「実技指導もしていただき大変わかりやすかった」といった感想が寄せられ、有意義な研修となりました。