日報めいわ

シミュレーションを実施 ~超緊急帝王切開~

第10082号  2020年03月31日
中通総合病院

お母さんと赤ちゃんの命を守る

中通総合病院で3月19日、超緊急帝王切開のシミュレーションが行われました。

緊急帝王切開の中でも特に緊急度が高いのが「超緊急帝王切開」です。母子の生命に危険が切迫していると判断した場合に行われ、医師が手術の決定を宣言してから30分以内に胎児を娩出します。今回のシミュレーションは手術開始までの時間を短縮するため、問題点と改善点の詳細を明らかにしようと実施されました。
佐藤惠産婦人科科長がシナリオを考え「平日の日勤帯、陣痛で入院した妊婦が強い腹痛を訴え、胎児の心拍数に高度の異常を認めた」と設定し、診察した産科医師が手術の決定を宣言したところからスタートしました。
産科、小児科、麻酔科の医師と、4階B病棟(産婦人科・小児科)、手術室のスタッフが参加。少しでも早く、安全に手術を始めることができるよう、本人への説明、医師や手術室への連絡、患者搬送、手術の器械出しなど、各担当者が連係して行い、執刀開始までの動きを確認し、シミュレーション後は振り返りを行いました。
利部徳子産婦人科統括科長は「緊急事態に備え、全員で協力し、普段からシミュレーションを行って慣れておくことが大切です。課題を次回に生かし、安全でより良い医療を提供できるよう努めていきたいと思います」と話しています。