病児保育室のご紹介

子育てと仕事の両立を支援

平成26年10月1日、中通総合病院に病児保育室が開設されました。

病児保育室は、職員や地域の保護者の子育てと就労の両立の支援を目的に開設したものです。専任の看護師と保育士が常駐し、仕事を休めない保護者にかわって病気の子どもを預かり、小児科の医師が回診します。
場所は西棟三階の旧産婦人科病棟。院内こども園の隣です。定員は6人で、生後8週経過後から小学校に就学中の児童までが対象となっており、保育時間は平日の午前8時から午後6時まで。利用料は一回2,000円です。
初日は1人の利用があり、保護者からは「平日は子どもを見てくれる人がいないので、このような施設があれば仕事に行くことができて助かる」という声が聞かれました。小児科の開業医の先生方も開設にとても好意的で、期待の声を寄せています。病児保育室担当の看護師は「仕事をしている親御さんが安心して預けることができる場所として、病気のお子さんがゆっくり過ごせる保育室にしていきたい」と話しています。
利用には事前の登録が必要で、10月1日現在の登録者は51人。2歳以下が6割以上を占めています。利用を希望される方は、中通総合病院のホームページを参照してください。
オープン当日は秋田朝日放送が取材に訪れ、夕方のニュース番組『スーパーJチャンネルあきた』で紹介されました。仕事を持つ保護者をサポートするあらたな施設として注目されています。