麻酔科

ご案内

麻酔科の仕事は手術がもっとも効果的と診断された患者さんに安全な手術環境を提供することです。具体的には麻酔薬や神経ブロックにより手術の痛みを鎮め、手術中におこる手術の続行に不利な反応を抑制します。また、麻酔で生体の反応を抑えたことによる換気の低下や低血圧を防止します。そして、外科医が静穏な術野で効果的に手術をやり遂げられるようにします。手術後も痛みや異常反応を抑え、患者さんの迅速な回復をめざします。これらの仕事を成し遂げるために、麻酔科医は手術室の看護師、臨床工学士などのスタッフと密にコミュニケーションを取り合い、いわば“縁の下の力持ち” として日々奮闘しています。

診療の特長

1989年に経食道心エコー(TEE)を手術時のモニターとして導入し、心臓の手術や心臓病を持つ患者さんの手術に有効に活用してきました。2013年12月新病院移転に伴い、3D機能を搭載したTEEに機種変更し、術中診断や麻酔管理の質の向上に努めております。また、最近は整形外科の上下肢手術・腹部外科手術の神経ブロックや下肢静脈瘤手術などのために高性能の超音波機器を取りそろえ、麻酔科医は麻酔管理に、各科の医師は各手術に役立てております。

これまで当科では県内の医療機関から紹介されたり、院内で発生した“難しい手術、大きな手術”を、各科と連携して多数成功させてきました。毎年術中死を覚悟しなければならないような症例や術中心停止を数例経験しますが、患者さんやそのご家族が手術を望まれるなら、定期・緊急手術の別なく術中死の可能性が十分あるハイリスク症例も原則麻酔を担当させていただいております。特に、心臓大血管手術や心臓・肺に難しい病気をかかえながらも手術が必要と診断された患者さんの各種手術麻酔に対して最大限に対応しています。

医師の紹介

小松 博
統括科長、診療部長 1987年卒
日本麻酔科学会指導医
厚生労働省認定麻酔科標榜医
JBPOT & NBE testamur
難波 美妃
2015年卒