下肢閉塞性動脈硬化症とは

下肢閉塞性動脈硬化症とは

下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)とは動脈硬化のために足の血行障害をきたした状態です。秋田県は全国的にも動脈硬化が多い地域とされています。

原因

動脈硬化により動脈の壁が厚くなっています。動脈が狭くなったり(図1)、進行すると動脈がつまったりします。
この動脈硬化の原因は高血圧、糖尿病、コレステロール、たばこ、加齢、ストレスなどです。

症状

歩くと足がだるくなる、苦しくなる、痛くなる(間歇性跛行と言います)、足先がいつも冷たい、というのが初めの症状で進行すると、趾尖の傷がなかなか治らない(図2)、足先が壊死する(腐る、ミイラ化)、という重篤な場合もあります。

動脈が狭くなる 趾尖の傷がなかなか治らない

治療

以下の3通りをご紹介いたします。

保存的治療

動脈硬化はもとに戻りません。
生活習慣を見直し、動脈硬化の進行を予防します。(こちらをクリック)
また、周囲の毛細血管の血流(側副血行路)を改善し末梢への血流を増やします。主に血管拡張薬、抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を内服します。

カテーテル治療

血管内にカテーテルと呼ばれる細い管を通し、内側から風船で狭い所を押し広げる方法です。広げられた部位が再び狭くならないようにステントと呼ばれる細い針金の筒を留置します。
※2018年に秋田県で唯一、浅大腿動脈ステントグラフト(VIABAHN:バイアバーン)を行える施設に認定されました。

手術(バイパス手術)

人工血管、または、ご自身の静脈を利用して新しい血液の通り道を作成する方法です。多種多様の術式がありますので、詳細は心臓血管外科外来にご相談ください。
患者相談は、血管外来(金曜午後)にご紹介下さい。