下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤とは

静脈瘤が数珠状に浮き上がってくる

下肢静脈瘤(varix)とは下肢の静脈が拡張し、突出した状態です。
多くは大伏在静脈という皮膚表面の静脈が拡張したもので、静脈瘤が数珠状に浮き上がってきます(図1)。

原因

静脈の逆流が下肢のうっ血を引き起こす

静脈の逆流が下肢のうっ血を引き起こします(図2)。

症状

ふくらはぎが張る、苦しい。秋田では"こやい"とか"こやみ"と言い表されます。

  • 色素沈着(皮膚の黒ずみ)。
  • 潰瘍形成(じくじくした状態)。
  • 出血、内出血。
  • 血栓性静脈炎(赤く腫れ、痛みます)。

治療

下肢静脈瘤の治療法を紹介します。

保存的治療

下肢静脈瘤に特効薬はありません。長い立ち仕事を避け、弾性ストッキングと呼ばれる収縮性のストッキングを履き、下肢のうっ血を予防します。静脈瘤の増大を防ぎます。

硬化療法

血管内に硬化剤を注入し、静脈を閉塞させる方法です。主に側枝型や再発例に行っております。

手術(静脈抜去術/ストリッピング)

原因である大伏在静脈を静脈内に細いワイヤーを通し一方へ抜去する方法です。約3日間の入院が必要です。
※抗凝固薬をお飲みの方は休薬が必要です。

カテーテル治療(レーザー治療/高周波治療)

原因である大伏在静脈内にカテーテルと呼ばれる細い管を通し、血管内を焼灼して閉塞させる方法です。1泊2日の入院が必要です。当院では2014年10月から秋田県初となる高周波治療を開始いたしました。

詳しくは血管外来にご相談ください。