骨密度検査

骨密度検査

骨密度検査は、極めて少ないX線を使って骨量(骨の中身としての組織が十分あるか、組織に隙間がないかなどの骨の密度のこと)が低下していないかを調べる検査です。
当院の骨密度測定で用いられているのはDXA法(dual x-ray energy absorptiometry) という方法で、2種類のX線を測定部位に照射し骨と軟部組織の吸収率の差を利用することで骨密度を測定する方法です。

検査方法

検査時間は仰向けに寝て頂き検査時間は5分程度です。基本的には腰椎と股関節で検査を行います。検査時は着替えをして頂きますので着脱しやすい服装でお願いします。

検査機器

HOLOGIC社製 Discovery SL
アームとベッドが可動式なので患者さんに負担をかけることが少なく、ベッドに横になるだけで骨密度の測定ができます。

この検査結果では若年成人の骨密度との比較や、同年代の骨密度と比較する事で結果がわかりやすくなっています。 一般に骨量は成長期に増加し、30~40歳代で最大に達し、それ以降は年齢とともに減少します。骨量が極度に減少し、骨がスカスカになった状態を骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といいます。

Q&A

Q1:
骨密度とは何ですか?
A1:
一定の体積あたりの骨量のことであり、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが、骨にどれくらい含まれているかの指標です。
Q2:
検査をするのに食事は大丈夫ですか?
A2:
食事、薬に関して制限はありません。
Q3:
骨粗鬆症の主な原因にはどういうものがありますか?
A3:
  1. 加齢による骨密度の低下
  2. 女性の閉経後による骨密度の低下
  3. 乳がん治療薬による骨密度の低下
  4. 婦人科疾患による骨密度の低下
  5. カルシウムの摂取不足・運動不足・喫煙等
などがあります。
Q4:
測定する部分(腰や股関節)で、骨密度の数値が変わるのはなぜですか?
A4:
骨は皮質骨と海綿骨に分かれます。主に骨塩量の減少が著しいのが、海綿骨だと言われています。腰や股関節では皮質骨と海綿骨の割合が違います。そのため数値が変わります。当院の装置では、DXA法と呼ばれる測定方法で、それぞれの部位に応じたデータと比較することにより、より正確な測定値を出しています。
Q5:
骨密度検査と他の検査を一緒に行っても大丈夫ですか?
A5:
バリウム製剤を使用した検査(胃や大腸など)や核医学検査、造影検査を1カ月以内に行った患者さんは、骨密度の値に影響を及ぼす可能性がありますので、依頼医師にご相談下さい。