乳房撮影

乳房撮影

マンモグラフィは放射線(X線)を使用して乳房を撮影します。乳房は乳腺や脂肪などの柔らかい組織で出来ている為、基準を満たした専用の装置を使用して撮影します。当院の装置では、従来の撮影(2D撮影)とトモシンセシス(3D撮影)が同時に撮影できます。

トモシンセシス(3D撮影)とは

乳房を複数の角度から撮影し、その画像データをもとに1㎜ごとの画像を作成する撮影法です。従来の撮影(2D撮影)は1枚の画像にすべてを撮影していましたが、トモシンセシス(3D撮影)では乳房の厚さに応じて、断層画像を約20枚から60枚ほど作成します。そのため、乳腺の重なりによって見えにくかった病変を見つけることができます。2D撮影よりも精度の高い診断が可能です。

 

 

 

 

[日立製作所パンフレットより]

 

検査機器

 

 LORAD社製 SELENIA Dimensions
 (Digital Tomosynthesis System)

 

 

撮影を担当するのは講習会を受講した女性の診療放射線技師です。
不明な点、疑問などありましたら担当技師へ遠慮なくお尋ねください。

Q&A

Q1:
「痛いよ!」ってよく聞きますが?
A1:
撮影の際、乳房を挟みます(圧迫します)。圧迫には撮影上多くの利点があります。むやみに押しているわけではありませんので、苦痛を感じるようであればお話下さい。
Q2:
放射線被ばくによる危険はないのでしょうか?
A2:
X線検査ですので放射線被ばくがありますが、乳房だけの部分的なもので、骨髄などへの影響はなく、白血病などの発生はありません。1回の撮影で乳房が受ける(吸収する)放射線の量は、東京からニューヨークへ飛行機で行くときに浴びる自然放射線(宇宙線)の量のほぼ半分です。したがって、マンモグラフィ撮影に伴う危険はほとんどないか、あっても極めて小さいと考えられています。
(マンモグラフィによる乳がん検診の手引き -精度管理マニュアル- 第3版増補より)
Q3:
検診と病院のマンモグラフィは違うのですか?
A3:
マンモグラフィそのものに違いはありません。基本的に検診のマンモグラフィは無症状の方が対象です。自覚症状のある方や、経過観察中の方は病院での受診をお勧めします。
Q4:
乳房の小さい人も検査可能ですか?
A4:
可能です。専用の撮影器具もありますので安心して検査を受けてください。