基本的臨床研修目標

B.具体的目標(9/12)

14.下記の疾患・病態について経験する。(3/6)

外科症例(手術を含む)を1例以上受け持ち、診断、検査、術後管理等について症例レポートを提出する。
全疾患(88項目)のうち、70%(62項目)以上を経験することが望ましい。

7)消化器系疾患
食道・胃・十二指腸疾患(食道静脈瘤、胃癌、消化性潰瘍、胃・十二指腸炎)
小腸・大腸疾患(イレウス、急性虫垂炎、痔核・痔瘻)
胆嚢・胆管疾患(胆石、胆嚢炎、胆管炎)
肝疾患(ウイルス性肝炎、急性・慢性肝炎、肝硬変、肝癌、アルコール性肝障害、薬物性肝障害)
膵臓疾患(急性・慢性膵炎)
横隔膜・腹壁・腹膜(腹膜炎、急性腹症、ヘルニア)
8)腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む)疾患
腎不全(急性・慢性腎不全、透析)
原発性糸球体疾患(急性・慢性糸球体腎炎症候群、ネフローゼ症候群)
全身性疾患による腎障害(糖尿病性腎症)
泌尿器科的腎・尿路疾患(尿路結石、尿路感染症)
9)妊娠分娩と生殖器疾患
妊娠分娩(正常妊娠、流産、早産、正常分娩、産科出血、 乳腺炎、産褥)
女性生殖器およびその関連疾患(無月経を含む月経異常、不正性器出血、更年期障害、外陰・膣・骨盤内感染症、骨盤内腫瘍、乳腺腫瘍)
男性生殖器疾患(前立腺疾患、勃起障害、精巣腫瘍)

目次

前頁
(疾患・病態の経験)-循環器系疾患、呼吸器系疾患

次頁
(疾患・病態の経験)-内分泌・栄養・代謝系疾患、眼・視覚系疾患、耳鼻・咽喉・口腔系疾患

基本的研修目標と科別研修目標について