第9920号 2018年11月01日
 中通リハビリテーション病院

廃用症候群を防ごう

中通リハビリテーション病院で10月6日(土)、理学療法係による介護教室が開かれ、患者さんとご家族合わせて約30人が参加しました。

介護教室は理学療法週間(7月17日の「理学療法の日」をはさむ一週間)にちなみ、毎年開催しています。
理学療法士が、廃用症候群とその予防について講義を行いました。廃用症候群は悪化するため、なるべく自分自身で体を動かし、予防することが重要だと述べ、座ったままできる体操として、つま先やかかと、太ももを上げたり、ひざを伸ばす運動を紹介。運動ができない人はベッドに寝ている時間を減らし、車いすに座って過ごす時間を増やすよう話しました。
また、動画で、起き上がり、車いすへの乗り移り、着替えの方法と介助についてそれぞれ説明。その後参加者は、スタッフの指導を受けながら実際にやってみました。
参加した家族の方は「講義も資料も分かりやすく、とても参考になった。近所に高齢の方がいるので、きょう学んだことを伝えたい」と感想を寄せていました。