第10018号 2019年09月03日
 中通リハビリテーション病院

将来の姿をイメージして…

8月6日と7日、中通リハビリテーション病院で高校生リハビリテーション一日体験が行われ、県内の6校から二日間合わせて15人が参加しました。

理学療法と作業療法では担当者からそれぞれ説明を受け、訓練の様子を見学したり、参加するなどして現場の雰囲気を感じました。患者さんと会話し、コミュニケーションをとる姿が見られ、患者さんも高校生がいることでいつも以上に訓練に励んでいました。参加者の中には手首を痛めている生徒がおり、理学療法士から直接リハビリを受け、訓練の一部を体験する場面もありました。
言語療法では講義が行われました。訓練の対象となる疾患や仕事内容について話を聞いたほか、中通リハビリテーション病院は言語聴覚士が国家資格になる前から訓練を行っていること、院内だけでなく退院後を見据えて多職種によるチームアプローチを行っていることなど、病院の取り組みも学びました。
体験を終えて、参加者からは「実際の現場を体験し、仕事の内容をより深く理解することができた」「自分も患者さんが笑顔で訓練ができるようなセラピストになりたいと思った」といった感想が寄せられました。