日報めいわ

中通総合病院 公開MC

第10053号  2019年12月19日
中通総合病院

情報交換を通じ連携を深める

中通総合病院の公開MCが11月26日午後6時30分から開催され、地域の先生方、職員合わせて約50人が参加しました。

三演題の発表が行われました。
認知症看護認定看護師の仲野谷美貴子さん(S3病棟)が『当院における認知症ケア加算の取り組み』と題し、加算の内容や認知症ケアチームの役割、事例を紹介。認知機能の低下によって、入院期間が延長されたり、自宅へ退院できないケースが多く、身体疾患の治療とともに、認知機能の低下を予防するかかわりが重要だと話しました。
渡辺学先生(研修医)は『診断に苦慮した突発性横隔膜破裂の一例』を発表しました。おう吐後の左上腹部痛を主訴とする救急患者の事例で、血液検査やCT検査をしても確定診断には至らず、胸部外科へコンサルトした結果、横隔膜破裂と診断され緊急手術を行ったというもの。外傷を原因としない横隔膜破裂は非常にまれで「おう吐などの後に腹痛があり、CT検査で腹腔内臓器の挙上を認めた際は、突発性横隔膜破裂も鑑別診断の一つとして念頭に置くべき」と述べました。
尾野祐一科長(整形外科)は『当院における腰部脊柱管狭窄症治療』をテーマに発表。MRI、脊髄造影などの画像を示しながら疾患について説明し、薬物療法や神経ブロック、手術(除圧術、固定術)など治療法を紹介。「命にかかわるものではないが、QOLを大きく損なう疾患で、手術でないと治らない場合もある。下肢のしびれや痛みで困っている方がいたら紹介してほしい」と話しました。
発表後には参加者から質問があり、情報交換が行われました。