ひろば

新任のごあいさつ

新任のごあいさつ

 

   中通総合病院 院長 鈴木敏文

この6月1日に中通総合病院の院長に就任しました。中通総合病院をはじめ、明和会の各施設をご利用いただいている皆様方に一言ごあいさつを申し上げます。
この度の東日本大震災で被災された地域の皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。3月11日の東日本大震災発生から5カ月になります。8月7日現在の被害状況は、死者15,680人、行方不明者4,830人、91,552人の被災者が避難生活を続けています。
中通総合病院を中心に明和会では3月23日から5月17日まで医療支援を行いました。派遣した職員は、医師13名、看護師12名、薬剤師3名、リハビリを行う理学療法士4名、医療相談を行うソーシャルワーカー3名、事務を行う医事課職員7名で総勢42名です。その後も災害救援ボランティアとして職員が参加しています。
中通総合病院は昭和30年4月に中通診療所として開設されました。開設以来、『いつでも、どこでも、だれでも』『患者さんの立場に立つ親切で信頼される良い医療を行い地域医療に貢献していく』という理念を掲げて医療を行って参りました。これからも、この理念を踏襲し、「中通総合病院にいけば何とかしてくれる」という地域の信頼と評価に応え、『患者さん、市民、県民にとってなくてはならない病院』としていっそう発展させて参ります。これまでと同様に、急性期医療を中心に慢性期医療も担っていきますが、これまでにも増して力を入れていく分野は次の3分野です。

1.救急医療、悪性腫瘍、脳卒中や急性心筋梗塞など血管系疾患の診断、治療を中心に医療を展開して参ります。

2.高齢者医療を中心とした総合的医療を展開して参ります。このためには、他の医療機関との連携、法人および関連施設との連携を強化し地域完結型医療を目指します。さらに、在宅医療を進めるため看護・介護サービス機関との連携、患者さんや家族との調整を積極的に行って参ります。

3.健診事業や人間ドックに力を入れ、病気の早期発見と予防、事後指導にも取り組みます。

現在、中通総合病院では新病院の建設を計画し準備しております。基本設計がほぼ終了し、平成24年3月に新築工事に着工し、平成25年10月には新病院が完成する予定です。中通総合病院の新築により、療養環境はもちろんのこと、患者さんへのサービス、病院の機能、さらに、職場環境なども改善し、患者さんが安心して医療を受けられ、職員が生きがいを持って働くことができることを目指しております。