中通総合病院 

救急医療への取り組みが評価される

中通総合病院が1月1日付で、日本救急医学会の「救急科専門医指定施設」の認定を受けました。


救急科専門医指定施設は全国に約530施設あり、現在、秋田県内では、中通総合病院と秋田大学医学部附属病院が認定を受けています。認定には、救急部門の診療体制や心肺停止を含む救急患者の受け入れ実績、常勤の救急科専門医の配置、診療機器の整備や専門医の修練に適した環境を整えるなどの条件を満たす必要があります。
今回は、救急診療体制の整備や救急患者の受け入れ実績のほか、急性心筋梗塞の治療や整形外科分野の緊急治療についての学会活動、研修病院としてのカリキュラムの充実なども評価され、認定に至りました。救急科専門医指定施設では、救急専門医の資格取得のための研修が可能になり、救急科を目指す医師の研修を受け入れることができるようになります。
中通総合病院救急診療部では、昨年11月に新しくなった救急搬送車両の運用や救急救命士資格取得のための実習受け入れなどが予定されていて、今後も病院内外においてさらなる活躍が期待されます。