第9949号 2019年02月05日
 港北中通診療所

薬を正しく飲むために

港北中通診療所の『港北元気サロン』が1月16日に行われ、20人が参加しました。

今回は、ほの花調剤薬局いずみ店の薬剤師が薬について話をしました。
講話の際に多く寄せられる「薬は何で飲めばよいのか」という質問に、飲み合わせの話を交えて説明。お茶に鉄剤を溶かすと真っ黒な液体になる実験を紹介し「お茶で貧血の薬を飲むと、お茶に含まれるタンニンが鉄剤と結合し、薬の効果がなくなってしまう。処方された薬の飲み合わせが気になる場合は、かかりつけ薬局の薬剤師に相談してほしい」と述べました。また、目薬をうまくさすコツや飲み忘れた薬を服用するタイミング、飲み込みやすく工夫された錠剤など幅広い話をしました。
後半は質疑応答が行われました。「数種類の薬を朝昼晩それぞれに分け、まとめて包装してもらうことはできるのか」「睡眠導入剤は安全なのか」といった日ごろ抱いている薬への疑問や不安の声に一つ一つ答えました。中にはお薬手帳を取り出して、休憩時間に熱心に質問する参加者の姿も見られました。