第9912号 2018年10月09日
 港北中通診療所

認知症サポーター養成講座を実施

港北中通診療所の『港北元気サロン』が9月19日に行われ、20人が参加しました。

今回は、飯島地域包括支援センターと下新城地域包括支援センターの認知症地域支援推進員の方が「認知症を学び地域で支えよう」と題し、認知症サポーター養成講座を行いました。
認知症サポーターは、認知症について正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする人のことで、講座は厚生労働省が進めている「認知症サポーター百万人キャラバン」の一環として全国で行われています。
講座では、認知症の種類や症状、予防策を分かりやすく説明し、参加者は認知症の基礎的な知識のほか、本人や家族への対応を学びました。認知症地域支援推進員の方は「特別なことをしようとする必要はない。認知症に偏見を持たず正しく理解し、温かく見守って、自分にできることを探してほしい」と述べ、講座修了者の証として、認知症サポーターの目印となるオレンジリングを全員に渡しました。
参加者からは「人ごとではないから自分も協力していきたい」「自分が認知症になった時のことを考えておこうと思った」という声が聞かれました。