第9890号 2018年07月26日
 中通総合病院

患者さんとご家族の交流の場

中通総合病院の相談支援センターが主催する、市民向けの「がんサロン」が7月14日(土)と21日(土)、28日の午後2時から開かれました。

サロンは、がんの患者さんとご家族の交流を目的に昨年から開催しており、今年で2回目です。講話と交流会が企画され、14日に行われた講話は、臨床心理士による『がんとこころのケア~自分でできるリラクゼーション法』。「ストレスは、なくすのではなく、うまく付き合うことが大切」と話し、ストレスの対処法や、心と体をリラックスさせる「筋弛緩法」を紹介しました。
その後、相談支援センターの担当者や看護師、社会福祉士も加わり交流。講話のテーマに合わせ、日ごろのリラクゼーション法を話し合いました。「習い事をして趣味の時間を持ったり、ラジオ体操で体を動かすようにしている」「仕事など集中できるものがあると、病気を忘れられる」といった声が聞かれ、共感したり、悩みや不安へのアドバイスをもらいました。
また21日(土)は、秋田県がん患者団体連絡協議会きぼうの虹の方が『がんになっても一人じゃないよ~きぼうの虹の活動から~』、28日(土)は『胃がんの体験者が語る術後の食事のstory』と題した講話がありました。
参加者からは「いろいろな話を聞くことができて良かった」「今後も続けてほしい」などの感想が寄せられています。