第10040号 2019年11月07日
 港北中通診療所

環境と体を整え転倒予防

10月16日に港北中通診療所で『港北元気サロン』が開催され、16人が参加しました。

今回は中通リハビリテーション病院の理学療法士が、転倒予防について講話しました。
「転倒は、救急搬送される高齢者のけがの原因でもっとも多い」と説明しました。参加者には「過去一年間に転んだことがある」「背中が丸くなってきた」などの項目から、自身の転倒の可能性をチェックしてもらい、自宅での転倒予防として「床に小物が散らからないように整理する」「見えにくい段差はテープを張って分かりやすくする」「足が引っかからないようにカーペットの端は固定する」といったポイントを挙げ、注意を促しました。
また、転ばない体づくりと転んでも骨折しない骨づくりの方法を紹介。足の皮膚やつめのケアを行うこと、丈夫な骨をつくるのに必要なビタミンDを日々の食事でとることのほか、ストレッチと運動で足の筋力を維持することが大切だと述べ、みんなでふくらはぎのストレッチや、座った状態で空中に足で文字を書くトレーニングをしました。