第10027号 2019年10月03日
 中通総合病院

多くの人が利用、地域に定着

10月1日、中通総合病院病児保育室が開設から5周年を迎えました。

病児保育室は、子育て中の保護者の就労支援を目的に、平成26年に開設しました。病気やけがなどで一般の保育施設を利用できないお子さんを、医師、看護師、保育士の管理のもとで一時的に預かっています。
どなたでも利用可能で、現在は約900人が利用登録し、延べ2,400人以上のお子さんを預かってきました。昨年度の利用者数は五年間で最多の550人。需要も増え、地域に定着しています。
一日一回小児科医が回診を行っているほか、今年の1月からは看護業務を4階B病棟(産婦人科・小児科)が担当しており、入院が必要と医師が判断した場合は、入院診療へスムーズに移行できるように病棟と連携しています。また、動脈血酸素飽和度を測定するパルスオキシメーターを準備し、より安心してお子さんを預けられる環境づくりをしたり、季節の感染症情報をまとめたリーフレットを近隣の保育施設に配布し、地域への感染症予防の取り組みも行っています。
今年の10月1日からは、預かり開始時間を15分早めて午前7時45分とし、働く保護者の方が利用しやすいよう、サービスの質の向上を図っています。