第10014号 2019年08月20日
 大曲中通病院

安全な食事介助を学ぶ

大曲中通病院の地域連携研修会が7月20日(土)に開かれ、11の施設から約20人が参加しました。

今回はリハビリ研修で、昨年と同様、土曜日の半日にわたって行い『安全で楽しい食事を目指して~嚥下障害の理解とポジショニングの重要性~』をテーマに作業療法士が講師を務めました。
「嚥下機能が低下した人はうまく食べたり飲み込んだりすることができないため、食事の際の姿勢に注意する必要がある」と述べ、食事に適した姿勢とそのアプローチ方法、介助の仕方、食べにくい食形態などを説明しました。また、誤嚥性肺炎の予防は食事で栄養を取ることを可能にし、体力の向上につながることにも触れました。
その後、グループに分かれて実技に取り組み、安全で快適な姿勢を保つためのポジショニングをベッドと車いすで体験しました。ベッドはマットの硬さによって寝心地が違うことや、体を動かすときは痛みや皮膚のずれが生じないよう、介助者がスライディンググローブを着用して楽にできる方法を学んだり、正しい姿勢で車いすに座ったときと、窮屈な姿勢とで嚥下食を食べ比べ、味の違いを感じるなどしました。
参加者は「分かりやすく丁寧な説明で、よく理解することができた」「体験を通し、あらためて気づいたことが多かった。今後の介助に生かしていきたい」などの感想を寄せていました。