第10081号 2020年03月26日
 中通リハビリテーション病院

より実践的に

中通リハビリテーション病院で3月19日、防災訓練が行われ、約90人が参加しました。

夜間、四階病棟のデイルームから出火したと想定。火災発見から初期消火、消防署への通報、避難誘導までの一連の流れを確認する総合訓練を二回実施しました。
より実践に近い形にするため、前回と同様、参加者が取るべき行動の細かな内容は決めておかず、火元病棟の職員が、夜間管理人や他病棟からの応援者にその場に応じて指示を出し、それに従って行動しました。
終了後、参加者からは「非常ベルが鳴っているので、大声で指示を出すことが必要。指示を待つのではなく、臨機応変に対応することが求められる」「指示する人、される人がお互いに声を掛け合い、コミュニケーションを取って迅速に行動することが大切」といった感想が出されました。
事務長は「夜間は暗く、さらに煙で周囲が見えなかったり、高温の中、行動しなければならない。自分たちがやるべきことは患者さんと自分たちの命を守ること。これからも訓練を重ねていきたい」と述べました。
防災対策委員会では今回の訓練を総括し、次回に生かしていくことにしています。