第9977号 2019年04月25日
 港北中通診療所

口から健康を考える

港北中通診療所の『港北元気サロン』が4月17日に開かれ、地域の方20人が参加しました。

以前講師を務めた秋田県健康福祉部口腔保健支援センターの歯科衛生士の方が『口から始める健口(けんこう)講座~全身の健康は歯と口の健康から~』と題して講演しました。
歯と口の役割、全身との関係、8020(80歳で20本以上の歯を残そう)運動、口腔ケアについて説明し「歯を失う原因は、虫歯と歯周病で七割を占めます。お口の良い状態を少しでも長く保つよう心掛けてください」と話しました。
また、筋肉量の減少によって筋力や身体機能が低下する『サルコペニア』は、手足だけでなく、飲み込みに必要な筋力の低下につながり、嚥下障害の原因になると指摘。バランスの良い食事と適度な運動で予防することが必要だと述べました。参加者は話にうなずいたり、メモを取り、熱心に聞いていました。
歯ブラシや補助清掃用具の話もあり、関心を持った方がサロン終了後、診療所で購入する姿もみられました。