第10265号 2022年01月18日
 明和会

いざという場面に備えて─

12月19日(日)、明和会院内こども園のBLS研修が行われ、保育士7人が参加しました。

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院内こども園がBLS研修を開催するのは、今回が初めてとなります。当日はICLSインストラクターの資格を持つ中通総合病院の看護師を講師に招き、研修を行いました。
前半は、一次救命処置の概要について触れたあと、スライドを使い救命処置の実施手順やAEDの使用方法、窒息時の対応を学びました。
後半には、看護師が訓練用の人形を使って手技を実演し、その後、参加者による実技演習を行いました。胸骨圧迫の手技を一分間実施する場面では息を切らしてしまう人が続出し、参加者からは「こんなに大変な作業だと思わなかった」と驚きの声が聞かれました。また、乳幼児サイズの人形を使用した誤嚥時の窒息対応は参加者の関心が高く、処置の際の子どもの姿勢保持や体位交換の方法について多くの質問が寄せられました。
保育士は「以前から保育施設での救命処置の重要性を感じていたが、初回の研修から本格的な知識や実技を学ぶことができた。今後も定期的に開催したい」と話し、大変有意義な研修となりました。