第10313号 2022年07月14日
 大曲中通病院

患者さんの在宅復帰を支援

大曲中通病院は7月1日、二病棟に「地域包括ケア病床」を開設しました。

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地域包括ケア病床は、急性期を経過し病状が安定してきた患者さんに対して、自宅や介護施設への復帰に向けた医療やリハビリ、退院支援を多職種が協力して行う病床です。退院に不安があり、もうしばらくリハビリや経過観察が必要な方、自宅や介護施設で体調が悪化し、緊急入院が必要な方、また、冠婚葬祭や介護疲れで家族による介護が一時的に困難になった場合(レスパイト)などを対象としています。入院期間は最長60日間で、疾患の制限はありません。
地域包括ケア病床の導入は、昨年度プロジェクトチームを立ち上げて取り組んできました。大仙・仙北地域は、急性期治療を終えた患者さんに対して在宅復帰に向けた医療やリハビリを提供する回復期の病床が少なく、拡充が求められています。
今年4月には診療報酬改定による施設基準の厳格化がありましたが、要件をクリアし、7月から二病棟(一般病床60床)の30床を地域包括ケア病床として運用しています。