中通高等看護学院　入学式

　新型コロナウイルス感染症の影響により、規模を縮小して行われていた入学式ですが、コロナ禍を経て五年ぶりに、通常開催されました。

　点呼のあと、五十嵐知規学院長が「コロナ禍で、社会における医療の重要性が改めて浮き彫りになりました。それを担う医療従事者になる道を選んだ皆さんに大いに期待しています。目指している看護師になるための道を共に歩んでいきましょう」と式辞を贈りました。来賓の方々の祝辞に続いて、三年生の代表が病院実習での経験をもとに歓迎の言葉を贈呈。新入生代表が、看護師を目指すきっかけとなった家族の入院経験に触れ「私たち家族が不安な思いを抱えているなか、看護師の方が笑顔で優しく声をかけて不安を和らげてくださいました。この経験を通じて、身体のケアだけではなく、患者さんや家族の心を癒すことができる看護師という仕事に魅力を感じ、看護師になりたいという思いが強くなりました。同じ志を持つ仲間たちと、どんな困難も共に乗り越え、中通高等看護学院の学生であることに誇りを持って、日々成長していくことをお約束します」と誓いの言葉を述べました。