第74号 2026年03月19日
中通総合病院
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こんにちは なかちゃんです!
3月も後半に入り、少しずつ春の気配を感じる頃となりました。とはいえ、朝晩はまだ肌寒い日も多いですね。年度末で慌ただしい時期ではありますが、ふとした瞬間にやわらかな日差しに気づくと、季節がしっかり前に進んでいることを感じます。
何かと忙しい毎日ですが、ほんの少しだけ肩の力を抜いて、春の訪れを感じながらお過ごしください。今回は、そんな春の日差しのように温かい話題をお届けします。
3月14日(土) 中通総合病院で「小児血液疾患の会」が今年も開催されました。治療を乗り越えた元患児とそのご家族が集い、今回で5回目を数えます。
当日は、久しぶりの再会に会場のあちこちで笑顔があふれ、あたたかな空気に包まれていました。入院中に学習支援を行っていた支援学校の先生方も参加され、子どもたちの成長した姿に目を細めている様子が印象的でした。
開会の挨拶で平山先生より
「僕は皆さんの顔を外来で見ていますが、病棟で勤務しているスタッフは一年ぶりの方もいて、本当に久しぶりの再会ですね。今回で5回目の開催となりました。これまで参加してくれた子たちが学校を卒業して、大人になって秋田を出た子もいます。だんだん参加人数が少なくなっていくかもしれませんが、これからも、ぜひこの会を続けていきたいと思っています。年に1回皆さんの顔を見て、近況を聴いて『大きくなったなー、頑張ってるなー』とお話しできたらうれしいです」と挨拶されました。
会場では、クレープ作りに挑戦したり、トランプで『ババ抜き最強王・最弱王決定戦』が繰り広げられたりと、笑い声が絶えないひとときに。さらに平山先生とのじゃんけん大会では、参加者たちが一喜一憂しながら、大いに盛り上がりました。
美味しそうなフルーツに、生クリームとチョコレートをたっぷりかけて特製クレープの出来上がり
支援学校の先生たちも参加していただきました。スタッフとの話に花が咲きます
ババ抜き『最弱王』予想第一位だった平山先生はいかに?
プレゼント争奪じゃんけん大会!豪華賞品は誰の手に?
参加者からの近況報告では「昨日、小学校の卒業式だった」「4月から高校生になります」と次々と報告があり、大きな拍手が沸き起こりました。
参加されたお母さんは、次のように思いを語ってくださいました。
「娘が5年前に入院して、本当に長い闘いでした。でも今はこうして元気に過ごしています。その時お腹にいた弟も5歳になり、毎日楽しく暮らしています。楽しすぎて、あんなに辛かったことを忘れてしまいそうになるのですが、決して忘れてはいけないと思いながら日々生きています」
病気と向き合った日々は決して簡単なものではありません。しかし、その時間を乗り越えたからこそ生まれる絆や、こうして再び顔を合わせて笑い合える喜びがあります。
子どもたちの元気な声、家族の穏やかな表情、そしてそれを見守る医療スタッフのあたたかなまなざし――。この会は、単なる「再会の場」にとどまらず、それぞれの歩みを確かめ合い、これからを前向きに生きていく力を分かち合う大切な時間となっています。
*なかちゃん編集後記**
来年もまた、ここで。
少し背が伸びた姿で、少し大人びた笑顔で――。
それぞれの「今」を持ち寄り、再び集える日を楽しみにしています。