第85号 2026年06月15日
中通総合病院
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こんにちは!なかちゃんです。前回に続き、中通総合病院で行われた新人看護職員の基礎研修に同行してきました。
入職から2か月。それぞれの配属先で先輩職員の指導を受けながら、できることが少しずつ増える一方で、責任の重さや看護の奥深さを実感している時期かと思います。
戸惑いや不安を抱えながらも、一歩ずつ成長を重ねる姿はとても頼もしく、研修を受ける雰囲気も違って見えました!
今回の研修は、注射薬剤の安全な取り扱いや医療機器の適正使用について学び、患者さんの安全を支える知識と技術を身に付けることを目的に実施されました。
研修では、まず薬剤部長による講義が行われ、注射薬剤に潜むリスクや医療事故防止のためのポイントについて理解を深めました。新人看護師たちは、薬剤の特性や取り扱い上の注意点について熱心に耳を傾け、安全な医療を提供するための基礎知識を学びました。
見慣れているはずの標識も、改めて正しい方を聞かれると・・・「思い込み」や「うっかり」は大敵です
肘を伸ばし、体ごと体重をかけるように『ここを押す』を押し、隔壁の開通を行います
上室と下室を交互に押して混合します。アミノ酸と糖が混ざることで生じる「メイラード反応」を防止するためダブルバックになっていることを理解しました
薬剤部長から、ハイリスク薬の専用針について説明がありました。誤接続や急速静脈注射の回避などについての機能があり、重大な事故を防止する役割をもっています
ペアになって、標準化された手順を一つひとつ確認しながら研修を進めました
製剤見本を使用しているとはいえ、緊張感をもって研修を行います。点滴バックへの混注専用になっている仕組みを体験しました
実技では、二槽バッグなどのバッグ型キット製剤を使用し「隔壁」を開通させる体験をしました。実際に手を動かしながら、その構造や役割を確認することで、薬剤調製時に求められる正しい手順への理解が深まりました。
また、ハイリスク薬であるKCL注(塩化カリウム注射液)については、誤投与防止のための専用針の使用方法や、必ず希釈して使用することの重要性をしっかり確認。見本品を用いた刺入体験を通じて、安全管理の実際を体感しながら習得することができました。
後半は、輸液ポンプやシリンジポンプの使用方法について、臨床工学室が作成した教育用ムービーを活用し、機器の基本操作や注意事項について学びました。
*なかちゃん編集後記**
注射薬剤や医療機器は、患者さんの治療に欠かせない一方で、取り扱いを誤ると重大な事故につながる可能性があります。新人看護師たちは、今回の研修を通して必要な知識と技術を学ぶことができ、安全な医療を提供するための「意識」をさらに高く持つことができたようです。