第94号 2026年09月18日
大曲中通病院
こんにちは!なかちゃんです。![[104KB]](/uploads/contents/report_0000009932_00/集合.jpg)
9月8日(火)大曲中通病院で、新人看護師を対象とした夜勤勤務開始前の研修が行われました。当日の大曲は、朝こそ秋の気配を感じる涼しさでしたが、日中の最高気温は30℃。まだ夏の名残を感じる一日となりました。
今年、大曲中通病院に配属された新人看護師は4人。これまで日勤帯で先輩たちの指導を受けながら、日々の業務に取り組んできました。いよいよ9月末から、それぞれ夜勤勤務が始まります。
今回の研修テーマは「夜勤帯に患者さんが急変したら、どう対応するか」。日中に比べて勤務するスタッフが少ない夜勤を想定した、実践的なシミュレーションです。
新人看護師には、患者さんの状態を観察しながら応援を要請し、BLS(一次救命処置)を実施。駆けつけた応援看護師へ状況を説明して必要な指示を出し、さらに到着した医師へ報告することが求められます。
研修が始まる前は、新人看護師だけでなく指導する先輩たちにも少し緊張した空気が漂っていました。
そしてシミュレーション開始。先輩看護師が苦しがる患者役を務めましたが、その演技が想像以上に迫真! 新人たちも一瞬びっくりし、思わず慌ててしまう場面もありました。それでも声を掛け合いながら、一つひとつ対応していきました。
シミュレーション開始前、少し緊張した表情の新人看護師たち。動画「夜勤の心得」を熱心に視聴中
想像以上にリアルな先輩看護師の演技にびっくり!戸惑いながらも、患者さんの状態を確認します
患者さん役の上に、状態が記載されたシナリオが!次々と示される状況変化に、観察と判断を重ねながら懸命に対応します
呼吸停止を想定し、人形を使ってBLSを実践。胸骨圧迫の手順を確認しながら真剣に取り組みます
応援が続々と集まる中、情報伝達と機材準備が重なり、慌ただしく対応します
緊張のシミュレーションを終え、まずは「よく頑張った」と労いの言葉。できていたことを振り返りながら、足りない部分も確認。今後に向けた課題が見えてきました
研修後、指導者からは「患者さんの状態の変化に注意し、何を優先して行うべきか考えること」「夜勤帯はスタッフコールをしても、すぐに応援が来られない場合があることも想定する」「救急カートの内容は普段から確認しておくこと」など、実際の夜勤を見据えたアドバイスが送られました。
また、医師への伝達方法は今後の課題として「さまざまな場面を想定し、普段から自分の中でシミュレーションしておくことが大切」との講評も。アドバイスを聞きながら、熱心にメモを取る姿が印象的でした。
-大曲中通病院 七尾恵美子総看護師長より--
今回の研修では、夜勤帯に患者さんが急変し心肺停止となる場面を想定し実践的な訓練を行いました。入職後これまでの経験もあり、第一発見者が患者さんのそばを離れず、スタッフコールで応援を求めるという基本行動はしっかりできていました。
一方、課題も見えてきました。心臓マッサージは、正しい姿勢や深さ、テンポを普段から意識し、BLSの基本を繰り返し確認しておくことが大切です。また、救急カートの物品や背板の設置場所、エアマットの緊急時の操作方法など、日頃から設備について把握しておくことも重要です。
急変時は緊張や混乱もありますが「まず落ち着く」「人を呼ぶ」を忘れず、仲間と協力して対応してください。今回の研修を振り返り、今後の成長につなげてほしいと思います。
*なかちゃん編集後記**
シミュレーション中は緊張した表情を見せていた4人ですが、終了後の講評では少し肩の力も抜けた様子で、指導者の言葉にじっくり耳を傾けていました。
間もなく始まる夜勤勤務。きっと不安もあると思いますが、今回の経験も大きな一歩になるはずです。次の取材の機会には、また少したくましくなった姿を見せてくれそうです。