校歌の歌詞には、その土地の山や川などの自然の名称が含まれていることが多いと思います。私は横手市で育ちましたが、小学校、中学校、高校の校歌には「鳥海山」または「鳥海」の歌詞がありました。したがって、鳥海山が見える学校・土地では、多くの校歌に「鳥海山」の歌詞があるものと思います。
鳥海山は県南地域のみならず秋田市、男鹿市からも見えますし、聞くところによると新潟市からも見えるようです。日本一高い山は富士山ですが、その富士山は遠く300キロ以上も離れた和歌山県や福島県の山頂からも見えるそうです。
ここで、今月のコラムのタイトル「鳥海山は見えるか?」を説明します。大仙市内から鳥海山が見えないわけではありません。正確に述べるならば、「大曲中通病院の敷地から鳥海山は見えるか?」です。
大曲中通病院に赴任し1年を経過しますが、病院内から鳥海山がある南西方向を見ても、鳥海山が見えたことは一度もありません。遠くの山が見えるには、①晴れて空気が澄んでいること、②山や建物などといった視界を遮るものがないこと、が条件とされています。空気が澄んでいる日でも鳥海山が見えないのは、視界を遮るものがあるに違いありません。そのような観点から病院の南西方向を見ますと、県立高校の敷地内に高い樹木があることに気が付きます。伝統ある学校ですので、その樹木も立派です。この樹木が視界を遮っているものと考えます。
なお、その県立高校の校歌を調べると、「鳥海」の歌詞があることがわかりました。きっとその高校の校舎からは、晴れて空気が澄んでいるときには、鳥海山がきれいにみえるものと予想します。
検討項目: 大曲中通病院の敷地から鳥海山は見えるか?
結 果: 鳥海山は見えない
考 察: 高校敷地内の樹木により、視界が遮られているからと予想する