中通リハビリテーション病院は、1969年「秋田だるまの会」(脳卒中後遺症の患者さんの会)の強い要請を受けて開設されました。

その後、40年間地域に密着した「リハビリテーション専門病院」として、障害のある人達の求める医療や福祉の向上を目指し、その改善のための運動に取り組んできました。

  1. 私たちは、リハビリテーションとは障害のある人達の「生命の質」「生活の質」「人生の質」を豊かにすることであると考え、仕事をすすめます。
  2. 私たちは、「質」を豊かにするために患者さんの自己決定権を尊重し、チーム全体として共通の目標とプログラムを決めて、リハビリテーションをすすめます。
  3. 私たちは、リハビリテーションには、「身体のリハビリテーション」とともに「心のリハビリテーション」が大切であると考えます。「心のリハビリテーション」には、家族の方々と患者さんの「会」の協力が必要です。私達は、家族の方々とのコミュニケーションを大事にします。また、患者さんの「会」との協力・共同を続けます。
  4. 私たちは、命を大切にする社会を希望します。そのためには、平和と社会保障の充実が何よりも必要です。それを実現するための運動を地域の広範な人達と一緒にすすめます。