当院は回復期と維持期のリハビリテーションを行うため,回復期リハビリテーション病棟2病棟(110床)と療養病棟2病棟(110床)との計4病棟220床からなるリハビリテーション専門病院です。
回復期リハビリテーション病棟とは、
脳血管疾患や大腿骨頚部骨折、脊髄損傷等の患者さんに対して日常生活動作能力(ADL)の向上による寝たきり防止と,家庭復帰を目的としたリハビリテーション計画を医師、看護師、介護者,理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーなどの専門職がひとつのチームとして共同で作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。
理学療法と作業療法は365日実施しています。
入院対象となる患者さんは、
- 脳血管疾患、脊髄損傷の患者さん
- 大腿骨、脊椎、骨盤などの骨折の患者さん(状態に応じて検討させて頂きますのでお問い合わせ下さい)
- ほかの病院の回復期リハビリテーション病棟から当院回復期リハビリテーション病棟への転院
などの方で、専属の医師や訓練スタッフにより、「寝たきり防止」と「家庭復帰」を目指した集中的なリハビリテーションアプローチを行います。
また、訓練室だけでなく、病棟内での「日常生活動作」を重視し,ADL(食事・排泄・更衣・入浴・整容など日常の生活を送るために必要な基本動作)の向上を目指した訓練と看護ケアを行います。
当院では一つの回復期リハビリテーション病棟に理学療法士13名,作業療法士13名 ,言語聴覚士1名,医療ソーシャルワーカー1名を配置し,医師,看護師と協力し,機能回復,基本動作能力の向上のため密度の高い訓練を行っています。
このほか理学療法や作業療法などの訓練室だけでなく,実際の生活場面である病棟や屋外での歩行,車の乗り降りや,年に2回バスを利用しての博物館や動物園の散策,郊外のスーパーマーケットでの買い物などの実践的な訓練のほか,必要に応じご自宅に訪問し,退院後の生活のための住宅改修の指導も行い,早期に家庭・社会復帰ができるようチームとして支援しています。
入院についてのお問い合わせは、外来部門(内線216)へご連絡下さい。
入院を希望される方の流れ
![リハビリ病院入院手順 [4KB]](/uploads/contents/pages_0000000616_00/reha-nyuin1.gif)
- 主治医へ紹介状をお願いしてください。
- 主治医の紹介状を受け取り、当院外来で相談してください。
相談時間:月~金曜日 11時30分~
受付時間:午前11時~12時
なお、土曜日の相談・受付時間は通常の診察時間と同じとなります。 - 入院判定委員会で入院の可否を検討します。(毎週月曜日)
- 主治医へ入院の可否をお知らせします。(火曜日以降)
- 入院日をお知らせいたします。
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