認知症認定看護師(田崎静香)
認知症看護認定看護師には、患者さんの認知症による行動・心理症状(BPSD)の予防や緩和に努め、安心して療養生活を送ることができるように支えていく役割があります。
院内では、認知症ケアチームメンバーと共に認知症ケアラウンドを行い、患者さんの療養生活が穏やかに過ごすことができるような環境調整や、その人の持っている力を最大限に引き出すことができるような関わりができるような活動しています。
また、患者さんが認知症であっても、ひとりの人として周囲に受け入れられ、尊重されること。そして、それを実感できるような関わりが提供できるように活動していきたいと考えています。
困難なこともたくさんありますが、認知症の患者さんが穏やかな毎日を過ごせるように皆さんと一緒に考え、関わっていきたいと思いますので、お気軽にご相談ください。
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師(鈴木良輔)
2020年に脳卒中リハビリテーション看護認定看護師を取得し、現在は脳血管疾患を中心とする回復期病棟に勤務しています。脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)は突然に発症し、その後に半身麻痺や言語障害などの後遺症が見られリハビリテーションが必要となることが多くあります。特に急性期を脱し回復期へ移った段階で自身の障害と向きあうことも珍しくありません。回復期でのリハビリの継続にはモチベーションの維持がとても大切であり看護師として心身のサポートができるように日々取り組んでいます。また退院支援においては、多職種で協働し「その人らしい生活の再構築」を目指し、支えられるように取り組んでおります。認定看護師としてはスタッフの知識・技術の向上、看護のやりがいが感じられて成長できる職場を目指し、学習会や他院との交流の機会を作る等して日々取り組んでおります。また昨年度より排尿ケアチームを立ち上げ、早期排尿自立に向けての介入にも力を入れています。
回復期リハビリテーション看護師(小林洸平)
回復期リハビリテーション病棟において、脳血管障害や整形外科術後の高齢患者さんを中心に、日常生活支援やADL向上、退院支援などに取り組んでいます。患者さんとご家族のQOL向上を目指し、多職種と連携しながら、細やかな支援を心がけています。患者さん一人ひとりの「できるようになりたい」「こう暮らしたい」という希望に寄り添い、目標達成に向けた具体的なプランを立案し、サポートを続けています。
また、カンファレンスやケアチームの場では、看護師として多職種連携の中心となり、リーダーシップを発揮しながらチーム全体での支援の質向上に努めています。今後も、患者さんとご家族にとって最も望ましい生活に近づけるよう、専門性を活かした支援を実践していきます。